The Shadow

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柴田元幸先生監修の雑誌「モンキー」2017年春号(vol.11)に、村上春樹の「影の持つ意味」という短文が載っています。これは春樹さんがアンデルセン文学賞を受賞された時のスピーチです。その英訳文も一緒に載っていて、受賞式で春樹さんが読んだんですね。その経緯を書いた「アンデルセン文学賞のこと」という文章もありました。そしてスピーチではアンデルセンの作品を取り上げることになっていたので、「影 The Shadow」について語ったとのこと。またそのアンデルセンの短編「影」も収録されていました。完璧ですね。それはこの前にも書いたけど、今日はそれらを全部読みました。「影」は怖い物語でした。でも春樹さんは人間にも社会、国家にも影はあるのだと書いていました。影と共生していくべきであると。春樹さんの小説にも、負の部分が出てきますね、確かに。読まれるべき物語です。「影」も興味深い物語でした。

さて、今日は夫が二日酔いでグロッキー(死語?)。私がベッドで「モンキー」を読んだり、この日記を書いたりしている間も、私の隣でグッタリしています。普通ならクリーニングに寄って、ヨーカドーに買い物に行くのですが、ムリみたい。私もこの時とばかりに、ベッドでぬくぬくと休んでます。夕ごはんは何とかなるでしょう。何とかしなくちゃ笑。

先週の日曜で終わった「北の国から」の特集。BDに焼いた話をしましたね。最後の「遺言後編」を1枚に入れようとしたけど、尺が足りなかった。XPじゃなくSPになってしまいました。どんどん長くなっていったものね。黒板家の今も見たいなあ。分冊百科で出てるらしいですね。録画できなかったところは買わなくちゃ。ライブラリーは完璧にしたいです。