昨日書いたように、「徹子の部屋クラシック」に行ってきました。ステージにはグランドピアノとソファ。大きなフラワーアレンジメントが「徹子の部屋」ぽいです。演奏もトークも、となると、どちらも短く感じるほど、楽しかったです。私の席は二階前方のバルコニーで、見晴らしが良かった。
山下洋輔さんはドヴォルザーク「新世界より」、ラヴェル「ボレロ」の2曲。テーマに始まって、すぐフリージャズの世界に行き、またテーマに戻ってきました。昔は歯をくいしばって弾いていたけど、今は力を抜いて弾いてるんだとか。変わらずエネルギッシュで力強い演奏なんだけど、無理がないのね。見事な演奏でした。
トークはお馴染みタモリとの出会い笑。福岡のホテルで、中村誠一さんがゴミ箱を被って虚無僧になったりしてたどんちゃん騒ぎに、突如タモリが乱入してきたと笑。あまりに面白い男なので東京に呼び寄せて、外国語麻雀をやらせたら収拾がつかなくなって、最後は天皇陛下の真似で終わるという〜陛下のくだりはテレビではご法度だから、貴重なトークでした。中村誠一さんと言えば、亡くなった私のファンキーな兄が、楽屋に乱入してお腹を触ってきた事件がありました！
清水ミチコさんは政治家（安倍総理、小池都知事、田中真紀子）の物真似の他、シンガーソングライター（森山良子、ユーミン、矢野顕子、井上陽水他）の物真似をしました。トークでは徹子さんがほとんど喋っていて、清水ミチコさんの家に遊びに行ったこととか、徹子さんが北林谷栄、フランソワーズ・モレシャンとロシアの人形劇団？の真似までやってた笑。
チェロの溝口肇さんはプッチーニ「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”、カタルーニャ民謡「鳥の歌」、「世界の車窓から」でした。これがまたマイルドなイケメンで、恍惚とした表情が素敵！ほとんどオペラグラスでかじりついていました笑。「車窓」はテレビだと12秒しか使われてないそうです。でも長寿番組ね。トークはほとんど棒高跳びの選手だった話でした。徹子さんが食いつくから〜鉄ちゃんなのかな。五能線の話もしていた。溝口肇さんと山下洋輔さんとで「上を向いて歩こう」のデュエットを演ってくれました。
若きヴァイオリ二スト三浦文彰さんは「真田丸」テーマ曲、サン・サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」、チャイコ「メロディop42-3」。演奏がすごくて当たり前というか、世界最難関のコンクールに最年少16歳で優勝したんだと。トークもヴァイオリ二ストのご両親の話が多かったかな。逆に恋話をきいてみたいですね。
最後に全員で「徹子の部屋」のテーマ曲を演奏しました。徹子さんも大声で歌って、和んだわ。
コンサート後では遅くなると思い、前にタコベルに行きました。選べるお肉、タコミートは良かったけど、チキンは今ひとつだったな。ウチで作るタコスが1番美味しい？
Bunkamuraの手前に東急本店があったので、シャネルでグロスを買ってきました。サンプルの上のはカタログみたいなもんです。明るいピンクベージュを選びました。またお小遣いで化粧品買っちゃった〜
楽しい半日でした。家族には夕ごはん作れなくてごめんなさいですけど、いい気分転換になりました。山下洋輔さんにはパワーをもらった。あ、徹子さんね。テレビより細く感じました。一部と二部とでドレスとヘアスタイルをチェンジして、素敵でした。時々口が回らない時がありますね。でもお元気そう。ミーハー気分で楽しかったです。
